J1第8節が8月1日、2日に行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

ベガルタ仙台 – 横浜F・マリノス

・仙台は横浜FM戦で現在7試合連続未勝利(3分4敗)。2017年シーズン以降の今カードでは、6試合連続で両者が得点を挙げている(仙台:9得点、横浜FM:19得点)。

・仙台はホームでの横浜FM戦で現在11試合連続未勝利(5分6敗)。本拠地での今カードで勝利を挙げたのは初対戦となった2002年9月が唯一であり、同地で3試合以上対戦した中では最も勝率の低い相手(8.3%:1勝5分6敗)。

・仙台は現在、2018年12月以来となる2試合連続3失点以上での連敗中。また、今節でも勝利を挙げられなければ、同一シーズン内では2017年6月~8月以来の6試合連続未勝利となる(当時:7試合連続)。

・仙台は前年度覇者との対戦で現在11試合連続未勝利(3分8敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2014年5月の広島戦が最後(1-0)。

・横浜FMは直近4試合で3敗(1勝)。敗れた3試合ではいずれも3失点以上を喫している。昨季を通して3失点以上を喫したのは4試合に留まっていた。

・横浜FMはアウェイ戦で現在、2試合連続で3失点以上を喫して連敗中。敵地で3連敗を記録したのは、2008年7月が最後。

・横浜FMは今季、支配率がリーグで最も高い(69.7%)。しかし、同クラブは直近4試合の内、同項目が60%以上を記録した3試合では全敗。一方の仙台は支配率が今季リーグで2番目に低い(42.2%)。

・水沼宏太は今季、途中出場から記録したアシスト数がリーグ最多(3)。また、同状況からのラストパス本数も今季リーグで最も多い(7)。


横浜FC – サンフレッチェ広島

・J1での横浜FC対広島は、互いに1勝ずつを挙げている。しかし、J2での今カード通算7試合では、横浜FCは1度も勝利を挙げていない(1分6敗)。

・横浜FCは現在、3試合連続で複数失点を喫して3連敗中(1試合平均:3.7失点)。また、ホーム戦では今季未だに勝利を挙げていない(1分3敗)。

・広島は現在4試合連続未勝利(1分3敗)。この間、わずか2得点しか挙げていない。今季はそれ以前の2試合でいずれも3得点を挙げて連勝していた。

・広島は昇格クラブとの直近13試合でわずか1敗(7勝5分)。この1敗は2018年11月、ホームでの名古屋戦で喫したもの(1-2)。

・横浜FCは今季第1節~第4節まで決定率がリーグベスト(24%:6点/25本、1勝2分1敗)、広島は同期間で3位だった(14%:7/50、2勝1分1敗)。しかし、第5節以降は横浜FCがリーグワースト(2.6%)、広島がリーグワースト2位(2.9%)。

・横浜FCは今季、被シュート数がリーグで最も多い(115本)。2015年以降、1試合平均の被シュート数としては2018年のG大阪と並んでリーグワーストの記録(16.4本)。

・レアンドロ・ペレイラは第4節~第6節に記録したシュート数がリーグ最多(13本)。しかし、同選手はこの3試合では無得点。それ以前の今季開幕から3試合では、シュート9本で4得点を挙げていた。

・佐藤謙介の今季パス数はチーム最多の482本(成功率:89.4%)。ミッドサードエリア(227本:92.1%)、ファイナルサードエリア内(153:83%)でのパス数もチーム最多。


名古屋グランパス – 柏レイソル

・名古屋は柏戦直近5試合でわずか1勝(1分3敗)。しかし、ホームでの今カード直近14試合ではわずか2敗(8勝4分)。また、豊田スタジアムでの今カード通算7試合でもわずか1敗しかしていない(4勝2分)。

・名古屋は今季、2008年シーズン以来の開幕6戦無敗(4勝2分)。また、現在は2012年9月以来となる3試合連続無失点での3連勝を記録している。これまでのクラブ史上、同一シーズン内に4試合連続クリーンシートで4連勝を記録したことはない。

・名古屋は昇格クラブとの対戦で現在の3試合連続引き分けを含み、9試合連続未勝利(6分3敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2016年10月の福岡戦が最後(5-0)。

・柏は現在、同一シーズン内では1997年7月以来、クラブ史上ベストタイとなる3試合連続3得点以上での3連勝中。この間での得点数は、今季それまでの4試合で挙げた得点数の2倍(1-4節:6点、5-7節:12点)。

・名古屋は今季、試合時間後半での失点数がリーグ最少(1点)。対する柏は、試合時間46-60分間での得点数がリーグ最多(5点)。

・柏は今季、試合に出場した選手数がリーグ最多タイ(28名:大分と並び)。対する名古屋は、同選手数が今季リーグ最少(16名)。

・柏は今季決定率がリーグベスト(18.4%:18点/98本)。対する名古屋は、同項目が今季リーグ2位(15.1%:11/73)。

・江坂任の今季オープンプレーからのラストパス数はリーグ最多の20本。前節仙台戦では、自身初となるJ1での1試合2アシストを記録。


浦和レッズ – 清水エスパルス

・浦和は清水戦で現在11試合連続無敗(8勝3分)。また、今カードでは現在7試合連続で複数得点を挙げている(1試合平均:2.6得点)。

・浦和はホームでの清水戦で現在5試合連続無敗(3勝2分)。2013年以前の本拠地での今カードでは、6試合で4敗を喫していた(1勝1分)。

・浦和は今季、開幕から7試合で4勝(1分2敗)。昨季最終節までの25試合で挙げた勝利数と等しい(4勝8分13敗)。

・清水は前節大分戦で今季初勝利を挙げた(4-2)。今節でも勝利を挙げると、2019年9月以来の連勝を記録する。

・浦和は今季、被枠内シュート率がリーグで最も小さい(30.9%:21/68本)。対する清水は、枠内シュート率が今季リーグ2位(52.1%:38/73)。

※いずれもブロックされたシュートを除いた数値

・清水は今季、総得点に占めるセットプレーによる得点の割合がリーグで最も大きい(67%:6/9点)。対する浦和は、今季同状況から失点を喫していない(札幌と並び2チームのみ)。

・橋岡大樹は清水との昨季前回対戦で、1試合では自身唯一の2点に直接関与(1得点、1アシスト)。同選手にとって清水は、最も多く得点に直接関与している相手(3点:1得点、2アシスト)。

・西澤健太は前節大分戦でセットプレーから3アシストを記録。また、同選手は清水が挙げた直近6得点のうち、4点に直接関与している(1得点、3アシスト)。


FC東京 – サガン鳥栖

・FC東京は鳥栖戦直近9試合でわずか1勝(5分3敗)。しかし、ホームでの今カード通算8試合ではわずか1敗(3勝4分)。また、本拠地での同カード直近5試合のうち、4試合で無失点に抑えている。

・FC東京は現在、2試合連続で先制点を許して引き分けに終わっている。3試合連続引き分けを記録したのは、2017年8月が最後。

・鳥栖は現在、クラブ史上ワーストの10試合連続未勝利(5分5敗)。しかし、この間複数失点を喫したのはわずか2試合のみ(1試合平均:0.9失点)。

・鳥栖はアウェイ戦で現在5試合連続無得点(2分3敗)。敵地での連続無得点としては、2018年11月~2019年5月に記録した8試合連続に次いで、クラブ史上ワースト2番目。

・FC東京は今季、パス数がリーグで最も少ない(2,547本)。しかし、総パス数に対する敵陣パスの割合はリーグで3番目に高い(59.4%:1,513/2,547本)。

・FC東京は今季、総失点に占める試合時間前半での失点割合がリーグで最も大きい(78%:7/9点)。対する鳥栖は、同時間帯での失点数が今季リーグ最少タイ(1点:C大阪と並び)。

・豊田陽平はFC東京との昨季前回対戦で1得点1アシストを記録。同選手とってFC東京は、2015年以降で最も得点に直接関与している相手(5点:3得点、2アシスト)。

・エドゥアルドは今季タックル成功率が100%(11/11)。今季10回以上のタックルを記録している選手の中では唯一失敗がない。


湘南ベルマーレ – セレッソ大阪

・湘南はC大阪戦で現在9試合連続未勝利(1分8敗)。この間、全試合で1得点以下に終わっている(1試合平均:0.6得点)。今カードで勝利を挙げたのは、1999年3月の対戦が最後(2-1)。

・湘南はホームでの直近の試合で勝利を挙げており(第6節:鹿島戦、1-0)、本拠地では現在2016年10月以来の2試合連続無失点。同地で3試合連続クリーンシートを記録したのは、2010年4月が最後。

・C大阪は直近9試合でわずか1敗(6勝2分)。また、直近19試合で複数失点を喫したのはわずか1試合のみ(1試合平均:0.7失点)。

・C大阪は神奈川県のクラブとの対戦で現在の5連勝を含み、13試合連続無敗(10勝3分)。この間、1度も複数失点を喫していない(計10失点)。

・C大阪は今季、被シュート決定率がリーグで最も小さい(5.5%:5失点/91本)。対する湘南は、ブロック数が今季リーグ最多(36回)。

・湘南は今季、リードを奪った状況から失った勝点がリーグワースト(9:4試合/1勝3敗)。対するC大阪は、今季同状況となった4試合で全勝。

・坂圭祐の今季ロングパス成功率は、同パスを80本以上記録しているフィールドプレーヤーの中では、リーグトップの50%(40/80)。

・奥埜博亮は湘南戦では現在、2試合連続で得点を記録。同選手にとって湘南は最も多く得点を挙げている相手(計3点)。


ガンバ大阪 – 川崎フロンターレ

・G大阪は川崎戦で現在3試合連続無敗(2勝1分)。また、ホームでの今カード通算15試合でもわずか1敗(9勝5分)。本拠地で5試合以上対戦した中では、最も敗戦率の低い相手(6.7%)。

・G大阪は現在、同一シーズン内では2018年9月~11月以来の4連勝中(当時9連勝)。また、今季開幕から7試合での成績としては、2006,07,15年と並びクラブ史上ベストタイ(勝点16)。

・川崎は現在、クラブ記録と並ぶ6連勝中。また、現在はクラブ史上ベストの5試合連続3得点以上も記録している(1試合平均:3.6得点)。21世紀以降、J1の同一シーズン内でもリーグベストタイの連続3得点以上(2004年8月~9月の浦和と並び)。

・川崎はアウェイ戦で現在の6連勝を含み、8試合連続無敗(7勝1分)。今節でも勝利を挙げると、敵地では昨季記録したクラブ史上ベストの連勝記録と並ぶ(7連勝)。

・川崎は大阪のクラブとのアウェイ戦通算26試合でわずか4勝しか挙げていない(9分13敗)。これまで訪れた都道府県の中では、最も勝率の低い場所(15.4%)。

・川崎は今季、総パス本数に対する敵陣パス本数の割合がリーグで最も大きい(65.9%)。対するG大阪は、同割合が今季リーグで2番目に大きい(60.8%)。

・川崎は今季得点に直接関与している選手数がリーグ最多(14人:20ゴール+14アシス;ト)。また、途中出場選手から得点に直接関与している選手の数もリーグ最多(8人:6ゴール+6アシスト)。

・宇佐美貴史の今季ラストパス数はリーグ最多の22本(1試合平均3.1本)。また、G大阪の総シュート数(92)の41.3%に直接関与している(38:シュート16本+ラストパス22本)。


大分トリニータ – 鹿島アントラーズ

・大分対鹿島の通算18試合では、大分が3勝4分11敗と大きく負け越している。大分にとって鹿島は、最も多く敗れており、今季J1に所属する中では最も勝率の低い相手(16.7%)。

・大分は鹿島戦直近9試合で8敗(1勝)。この1勝は、昨季アウェイでの対戦で挙げたもの(2019年2月:2-1)。

・大分はホームでの鹿島戦で現在4連敗中。また、本拠地での今カード通算9試合でもわずか1勝(3分5敗)。今季J1に所属している中では、同地での勝率が最も低い相手(11.1%)。

・大分は現在、同一シーズン内では2013年8月~10月以来となる3連敗中(当時:6連敗)。また、昨季は2試合しか記録しなかった3失点以上を、現在は2試合連続で喫している。

・鹿島は今季開幕から7試合での勝点がクラブ史上ワースト(4:1勝1分5敗)。また、アウェイ戦では現在、2018年4月以来の4連敗を喫している。

・鹿島は今季、被決定率がリーグワースト(16.9%:13失点/77本)。2015年以降の同項目ではクラブワーストの記録。昨季は同期間ではクラブベストの7.5%(30失点/398本)だった。

・大分は今季、セットプレーからの失点数がリーグワースト(7点)。前節清水戦での失点はすべてセットプレーから(コーナーキック:3点、フリーキック:1点)。対する鹿島は、直近4失点すべてを含み、同状況からの失点数がリーグワースト2位(6点)。

・エヴェラウドが今季相手選手にブロックされたシュート数は、リーグで2番目に多い10本。枠内シュート率は、ブロックされたものを除いたシュートを12本以上放っている選手の中では、リーグトップの66.7%(10/15)。


北海道コンサドーレ札幌 – ヴィッセル神戸

・札幌対神戸の通算16試合では、札幌が6勝3分7敗とわずかに負け越している。札幌にとって神戸戦は、両チーム合わせた総得点が清水戦(64)に次いで、2番目に多い相手(53点)。

・札幌は神戸戦で現在3連勝中。今カードではそれ以前に5連敗を喫して、9試合連続で勝利がなかった(2分7敗)。

・札幌はホームでの神戸戦の全8試合で得点を挙げている(計18得点)。しかし、この間で無失点に抑えたのも1試合のみ(計13失点、4勝1分3敗)。

・札幌は現在、2018年3月~5月の11試合連続に次いで、クラブ史上2番目に長い6試合連続無敗(3勝3分)。また、今季開幕から7試合での得点数としてはクラブ史上最多(12点)。

・神戸は前節G大阪戦で、第2節広島戦以来5試合ぶりの敗戦を喫した(0-2)。また、今節でも無得点に終わると、2017年7月以来の3試合連続無得点となる。

・神戸はシュートまでの平均パス数が今季リーグで最も多い(4.7本)。対する札幌は被シュートまでの相手クラブの平均パス数が今季リーグで最も少ない(2.1本)。

・ペトロヴィッチは監督として、ホームでの神戸戦で通算10戦無敗(7勝3分)。7試合以上対戦した中では、率いているチームの本拠地で唯一負けていない相手。

・田中順也は札幌との昨季前回対戦で2得点を挙げた。同選手にとって札幌は、2015年以降で最も多く得点を挙げている相手(計3得点)。