発売60周年を迎えた「ケンミン焼ビーフン」で有名なケンミン食品(本社神戸市)は28日、女子サッカー・なでしこリーグのINAC神戸レオネッサに、全選手をそれぞれデザインした特別パッケージの「INAC焼ビーフン」を製作し、同クラブに5000個提供すると発表した。うち3000個が無償提供となる。

ケンミン食品はJリーグ・ヴィッセル神戸のスポンサーもしており、既に「ヴィッセル焼ヴィーフン」(商品名はヴィッセル、マスコットのモーヴィのヴィの文字を採用)を発売し、完売するなど好評だった。

INAC神戸の安本卓史社長はかつて神戸で幹部を務めており、その縁もあり、今回のINAC神戸とのコラボ企画に発展した。

「INAC焼ビーフン」は今月30日、ノエビアスタジアム神戸(午後4時開始)で開催される、INAC神戸と愛媛FCレディースの試合から発売される。会場の売店で購入するには入場チケットが必要(またはINAC神戸のホームページ通販サイトでも購入可能)。

商品はINAC神戸各選手バージョンと、全員集合バージョンの全26種類のパッケージがあり、定価は単品150円、26種入りBOXは4400円(ともに税込み)となる。単品は2400個、BOXは100箱発売され、希少価値が高いため売り切れ必至だ。

ケンミン食品では「INAC神戸サポーターに驚きや、わくわくを感じていただき、また、INAC焼ビーフンをクラブが販売することにより、わずかでも活動費用に充てていただきたいと考え、商品を提供いたしました」などとコメントしている。