2試合連続ゴール中の湘南ベルマーレDF大岩一貴(31)が3戦連発よりも守備最優先で臨む姿勢を示した。

13日のガンバ大阪とのアウェー戦(パナスタ)に備え、11日には平塚市内で非公開練習した。5日のヴィセル神戸戦、9日の大分トリニータ戦とセットプレーからゴールを決めている2試合連続のドローだった。勝利をつかめていない状況もあり、大岩は「勝ち点3を取って、ゴールの意味も出てくる。ゴールよりも守備で失点を減らすことでチームに貢献したいです」と決意を新たにした。

現在リーグで最下位で、8戦未勝利と白星から遠ざかっている。夏場の過密日程で他クラブと同様、主力を中心に故障者も出ており、苦しい状況が続く。次節の相手は個人技に優れる選手がそろっているものの、大岩は「個人で言えば、やっかいな、個々のレベルの高い選手がいる。みんなで守れればと思います」と意識を高めていた。