セレッソ大阪MF西川潤(18)が「FW」での定位置争いに意欲を示した。

24日の浦和レッズ戦(埼玉)に向けて23日は大阪・舞洲で調整。練習後、リモートで取材に応じた。

今季は10試合に出場し1得点。リーグ戦の先発出場は9月16日のヴィッセル神戸戦1試合にとどまっている。西川は中盤の右でMF坂元と争う立場だった。ただ、最近2試合は途中出場ながらFWでの起用。ロティーナ監督も「できるだけFWで使いたい」と適性を見いだしている。

西川は「FWはFWの競争がある。自分のよさを出していきたい」と意気込む。自身のFWでの特性について「1トップというタイプではないので、裏に抜け出したり、パスを狙ったり、まわりを生かせるようになりたい」と話した。

バルセロナなど海外の強豪クラブが興味を示す逸材。もちろん、先発で出場したい思いは強い。レギュラーがほぼ固定されているチーム状況だけに強烈なアピールが必要。前節の横浜F・マリノス戦で途中出場のFW豊川が2得点を決めたが、西川も「自分も次の試合で頑張りたい」と力をこめた。