北海道コンサドーレ札幌は30日、FW菅大輝(22)の新型コロナウイルス陽性判明から一夜明けてトップチームの選手とスタッフを含む50人のPCR検査を実施し、全員が陰性判定を受けたと発表した。

チームは31日午後7時からパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪戦が控えており、この日の検査結果を受けて試合開催に向けて現地入りする予定。また札幌・宮の沢のクラブハウス内の消毒作業を実施。札幌市保健所とも連絡を取り合い、29日に陽性判定を受けた菅と濃厚接触の疑いがあるとクラブが独自に判断した選手、スタッフ3人(同日のPCR検査は陰性)は、保健所の判断でも濃厚接触に当たらないと報告を受けた。

札幌は29日の朝に菅から知人男性が同ウイルスの陽性判定を受け、濃厚接触者に当たる可能性があると報告を受け、クラブが管理する行動履歴から濃厚接触の可能性がある選手、スタッフを含めた4人に同日夕方にPCR検査を実施。菅のみが陽性判定を受けたと発表していた。菅と知人男性に症状はない。