4日までに13人の新型コロナウイルスの陽性者が判明した柏レイソルは5日、選手とスタッフら90人のPCR検査を再度行い、トップチームのスタッフ1人の陽性を発表した。クラブの陽性者は14人となった。

中止になった3日の仙台戦(ユアスタ)の遠征から、バスで柏に戻った選手2人と3人のスタッフが陽性になった。保健所はバスの同乗者、クラブハウスやグラウンドの接触などの項目から、選手21人とスタッフ8人を濃厚接触者と判定した。濃厚接触者は既に自宅やホテルなどで隔離されている。なお、これまで陽性となったネルシーニョ監督ら14人に容体の変化はなく、治療を受けている。

チームの大半が治療、隔離に入ったため、当面の間は活動を休止し、フロント業務のスタッフは在宅勤務となった。7日のルヴァン杯決勝に続き、このまま14日の大分とのリーグ戦も延期が濃厚だ。