ガンバ大阪のDF藤春広輝(32)が、天皇杯優勝を狙う。

この日は練習後にオンラインで取材に対応。リーグ2位以内に与えられる天皇杯出場に向け、残すリーグ2試合では「内容よりも勝ち点3を取れるか。泥臭く勝ちにこだわってやっていきたい」と連勝を誓った。

11月25日にアウェーで川崎フロンターレに敗戦し、目の前で優勝を決められた。「優勝したクラブにあそこまでやられたのは悔しい。天皇杯で借りを返したい」と、口にこそ出さないが全員がリベンジの思いを持って日々のトレーニングに取り組んでいる。

宮本恒靖監督(43)は、「最終順位2位を目指して集中力は増している」とチームを評価。G大阪の勝ち点が現在62、3位名古屋が同60、4位C大阪が同59となっている。次節G大阪が横浜FC戦(16日、ニッパツ)で勝ち、C大阪が引き分け以下なら2位が確定する状況だが、指揮官は「よりシンプルに、難しく考えるのではなく、どう勝つのかを考える。余計なことを考えるとうまくいかないことが多いので」と、一戦必勝の姿勢で臨む。