ジュビロ磐田は2-1で栃木SCを下し、今季最終戦を勝利で飾った。前半29分、ゴール前のこぼれ球をMF松本昌也(25)が左足で押し込み、先制点。

後半30分にはMF藤川虎太朗(22)が右クロスをヘディングで合わせて2試合連続ゴールをマークした。同ロスタイムに失点するも、リードを守り切り、最終順位は6位。鈴木政一監督(65)は「いい内容、結果で終わることができた」と満足げだった。

11月25日のFC琉球戦でチームのJ1昇格が消滅。以降、指揮官は「来年に向けた準備。質の高いサッカーをする」と位置付けて戦ってきた。直近2試合は元日本代表MF遠藤保仁(40)が体調不良で欠場。ゲームをコントロールする司令塔が不在の中でも、スタイルを変えずに2連勝を飾った。松本も「みんながやりたいサッカーを理解して、表現できている」と強調。来季につながる戦いでシーズンを締めくくった。