鹿島アントラーズのMF土居聖真(28)が22日、24日のヴィッセル神戸戦に向けオンライン取材に応じ、結果にこだわる覚悟を口にした。11日のコンサドーレ札幌戦を最後にザーゴ監督が解任され、相馬直樹監督が就任。17日の徳島戦、20日のルヴァン杯・札幌戦と無失点で勝ち点3を手にし、公式戦2連勝と上昇気流に向かいつつある。

特に、守備がコンパクトに整備され、選手間の距離も変わった。土居は「ザーゴ監督の時よりは、守備に重点を置いている所は大きく変わった1つのポイントだと思います。公式戦2試合、無失点というところは大きく変わったところ」とキッパリ。直近2試合は、相手に先に好機をつくられたが、最後は体を張ってゴールを割らせなかった。土居は「みんなあきらめずに体を投げ出したり。相馬さんも、そこに関しては練習から強調しているし、90分、守備の強度は落とさないところは言っている。今のところは期待に応えられているのかなと思います」と手ごたえを口にする。

次節は今季リーグ初の連勝を狙い、5位の神戸と対戦する。鹿島は現在、12位と苦しんでいる。土居は「徳島戦もそうでしたけど、上位のチームと戦う状況が続いているので、チャレンジャーの気持ちで試合に向かっていこうと思います」と現実をとらえ「僕らが招いた結果ですし、選手が変わらなければ監督が代わった意味がなくなってしまう。正直、内容より1つの結果がさらに重要になってくる」と気を引き締める。まずはリーグで連勝し、地道に順位を上げていく。