J1清水エスパルスMF中山克広(24)が、8戦ぶりのゴールで今季ホーム初勝利に導く。

24日は静岡市内で最終調整。25日の湘南ベルマーレ戦(アイスタ、午後2時)に備えた。

これまでリーグ全10試合に出場して2得点。2勝4分け4敗の成績に「最低限の結果だと思う。もっと勝利を重ねなければ」。勝ち点10で並ぶ湘南は、最近3試合連続で無失点。最終ラインに5人が並ぶ相手守備の攻略が不可欠だ。

右サイドでの起用が濃厚な中山は「サイドからの崩しが重要になる」と分析。持ち味の突破力とスピードで、得点も狙う。「最近も良い形でゴール前に進入できている。後は落ち着きと、ラストプレーの質を高めたい」と力を込めた。

ロティーナ監督(63)は「ホーム初勝利に向けて、チームはやる気に満ちあふれている」。待望の本拠地での勝ち点3をサポーターに届ける。【古地真隆】