首位の川崎フロンターレは横浜FCに2-0で勝利して、開幕から21戦負けなしの勝ち点55で、2位に勝ち点差18をつけて約1カ月半のリーグ戦中断期間に突入した。前半39分にFW小林がこぼれ球を拾って先制点を奪い、後半22分には小林が今度はクロスに合わせた。鬼木監督は「新しい選手もベテランも力を注いでくれたことがうれしい。いいゲームにしてくれた」とねぎらった。

日本代表活動でMF三笘ら5選手が不在の中、選手層の厚さで違いを見せた。全試合にフル出場していた右サイドバックの日本代表DF山根に代わり、三笘らと同期のDFイサカが先発でプロデビューし、そつなく役割をこなした。同じく大卒2年目のDF神谷も、終了間際にリーグ戦初出場を果たした。2点目をアシストしたMF長谷川は「『代表組がいないから勝てない』と言われないように、全員が思っていたと思う。層の厚さを見せることができた」と胸を張った。

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