J2東京ヴェルディが3試合連続のクリーンシート(無失点)を含む4連勝をマークした。

19年7月に永井秀樹監督(50)が就任してから4連勝は初めて。勝ち点を30に伸ばし、いよいよ上位をうかがう態勢に入った。

東京Vは前半44分、MF佐藤優の右CKをニアのFW端戸がヘディングで流し込んで先制した。

後半12分には自陣ゴール前のこぼれ球を相模原FWユーリに拾われ、渾身(こんしん)のシュートを打たれたが、DF若狭が右足を伸ばしながらスライディングして間一髪ブロック。すると同21分には、ドリブルでペナルティーエリアに進入したMF井出が右足シュート突き刺して勝利を引き寄せる2点目を挙げた。

今季初ゴールとなった端戸は「今シーズンここまで何もできていなかったので、1つ形に残せたのは良かった。4連勝がかかった大事な試合で決められてすごくうれしく思う」とよろこんだ上で「自分は純粋なストライカーではないので、チームの結果が1番。それ(得点)以外の部分でもっとボールに関わり続けて、チームに貢献したい」と今後もフォア・ザ・チームを貫くことを誓った。

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