名古屋グランパスがFW山崎凌吾(28)の前半でハットトリックの活躍でラチャブリFC(タイ)に快勝、無傷の3連勝でG組首位を守った。山崎は前半26分、31分とクロスに頭で合わせて連発。さらに前半終了間際、前田のシュートをGKがはじいたこぼれ球に冷静に詰めて左足で3点目を奪った。

後半24分には途中出場の斎藤のゴールで4点目。さらに守りでも名古屋は3試合無失点とした。

試合後、山崎は「自分のプロキャリアで初めてのハットトリック。特別な日になった。チームの勝利に貢献できてよかった」。マッシモ・フィッカデンティ監督(53)も「最も大事なのは勝ち点9がとれたこと。勝ち方もよかった」と満足そうに振り返った。

鉄壁の守備にエースFWの爆発で、1次リーグ突破へ確実に前進した。