J1清水エスパルスが、2試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。DF原輝綺(22)の先制ゴールを守りきり、今季2度目の完封勝ち。

安定した守備が光り、3戦負けなしとなった。

好セーブを見せたGK権田修一(32)は「仲間が体を張って守ってくれたおかげ」と控えめに話した。課題だったセットプレーの守備も安定。相手に8本のCKを与えたが、隙をつくらずに完封した。ロティーナ監督(64)も「守備の部分でエラーがなかった。無失点で終えることで、勝つ可能性が高まる」と満足げ。今季初の1-0での“ウノゼロ”勝利。指揮官の要求を選手たちはピッチで表現した。

今季5勝目を挙げ、リーグ暫定13位に浮上。じわじわと順位を上げてきた。次節は11日のアウェー徳島ヴォルティス戦(鳴門大塚、午後6時)。堅守を維持して今季初の連勝をつかむ。【古地真隆】

▽得点経過 後半22分(清水)原輝綺