青森山田(青森)が静岡学園(静岡)を4-0で破り、16年ぶりの優勝へ王手をかけた。静岡学園のシュートを0に抑えるなど、終始攻守ともに圧倒した。

前半14分、主将のMF松木玖生(くりゅう、3年)がFW藤森颯太(3年)のパスをフリーで受け、左足を振り抜いた。先制点でチームを勢いづけると、同35分には名須川真光(まさき、3年)が、田沢夢積(ゆづむ、3年)のパスを左足で決め、前半を2-0で折り返した。

後半4分には相手のファウルでフリーキックを獲得。キッカー松木が左足で蹴ったボールはゴール左隅に吸い込まれた。松木は、「あのコースは普段の練習から取り組んでいた場所で、『絶対決められる』と蹴る前から確信していた。いいコースをつけて良かったです」と笑顔を見せた。同39分、小野暉(3年)のパスを途中交代のMF小原由敬(3年)が右足で決め4点目。最後まで青森山田の勢いが止まることはなかった。

黒田剛監督は「ブロックをしっかり構築し、前線でもハイプレスをかけた中でボールをうまく取ってカウンターにつなげられた。100点満点のゲームだった」と振り返った。22日の決勝は米子北(鳥取)と対戦する。黒田監督は決勝に向け、「青森山田のサッカーをきちっとやる。守備から攻撃、攻撃から守備というところのトランジションを含め、何でもできるサッカーというのが青森山田のスタイル。そこをしっかり貫いて出していければ」と意気込んだ。【濱本神威】