横浜F・マリノスが、首位川崎フロンターレとの勝ち点差を1に縮めた。序盤は相手のプレスにてこずったが、前半41分の速攻で流れを引き寄せた。GK高丘陽平からのフィードをハーフラン付近で受けたDF松原が前線へスルーパス。これを受けたFWレオ・セアラがドリブルでゴールへ迫り、最後は左側を並走していたFW前田大然にパス。これを前田が左足で流し込んだ。

後半立ち上がりに前田がゴール前への進入でPKを誘発し、そのプレーで相手に退場者が出ると一方的な展開となった。就任後、5勝1分けとなったマスカット監督は「簡単ではないチームを相手にアウェーで勝てたのは自信になる。止まらず、次の試合へ準備したい」。この日が26歳の誕生日だったDF畠中は「連続無敗について考えている選手はいないと思う。目の前の1試合に自分たちのすべてを出して、どんどん積み重ねられれば」と“1試合ずつ”を強調した。