ヴィッセル神戸はFW佐々木大樹がクラブのJ1通算1000得点の節目ゴールで、勝ち点1をもぎ取り3位に浮上した。

0-1の後半27分に初瀬のクロスに頭で合わせた。「自分は走り込んだだけ。(初瀬)亮くんのボールが素晴らしかった」。節目のゴールにも「意識はしていなかった。チームを勝たせるゴールではなくて悔しかった」と笑顔はなかった。

後半14分に広島から退場者が出て数的有利となっただけに勝ちきれなかった思いは強い。その中で今夏、新加入の元バルセロナFWボージャンが後半30分から出場し、Jデビューを飾った。「プレーすることを心待ちにしていた。これからの多くの試合の1試合目になる」。大迫、武藤とFWの大型補強3本柱。その効果はこれから発揮する。