J1大分トリニータFW渡辺新太(26)が次節のサガン鳥栖撃破を誓った。

14日、大分市内で17日の九州ダービーに向けて調整。オンライン取材で、鳥栖の印象を問われ「選手の知名度は上位にいるチームには劣ると思うが、しっかりやるべきことを1人1人がやる印象。誰もさぼらないし、球際で戦ってくるしアグレッシブにやってくる」と話した。

堅守の相手攻略については「マイボールの時間を増やし、相手の陣地で回しながらの攻撃ができたらチャンスは出てくると思う」と突破口を見いだすつもり。3トップのシャドーの役割としては、192センチの長身FW長沢駿(33)のポストプレーから、セカンドボール奪取や守備の背後を突くなど、攻撃のイメージは描いている。

片野坂知宏監督(50)は「切り替えに関しスキをつくらないくらい、負けないよう準備したい。トランジションが勝負を分ける」と、攻守の速い切り替えを勝敗のポイントに掲げる。

切り替えの速さ、ハードワークは武器の相手も武器とする。だが「どの試合も死に物狂いで戦う」と渡辺。激しいバチバチのバトルは望むところだ。