セレッソ大阪は連敗を2で止め、3試合ぶりに勝利を挙げた。

決勝点を挙げたDF進藤亮佑(25)は右足首の手術明けで、この日は約5カ月ぶりの出場。しかも初体験の右サイドバックで先発してゴールまで記録。采配が的中した小菊昭雄監督(46)との主な一問一答は次の通り。

-試合の総括

全員がメンタルとコンディションを整えてくれて、素晴らしい内容で勝利できたことをうれしく思う。今日は普段出ていない選手もしっかりとパフォーマンスを発揮してくれ、チーム力として勝てたことがうれしい。

-勝利のカギは

時間は短かったが広島をしっかりとスカウティングした中で、継続してやっている、立ち位置から全員で(考えを)共有して前進してゴールを奪いにいく、全員で連動して守備をする(ことが出せた)。素晴らしいシーンがたくさん出た中での勝利だった。結果もうれしいが、積み上げたことが、たくさん形になって出たことがうれしく思う。

-進藤、小池の両サイドバックを抜てきした

彼らは本当に普段からプロとしてしっかり準備してくれ、シン(進藤)は手術もして非常に困難な時期が続いたが、いつも明るく前向きにやってくれた。プレーは札幌時代から経験、実績は申し分ない。もちろん(本職の)センターバックも考えているし、右サイドバックも両方、高いレベルでできるように期待している。