清水エスパルスは0-2で神戸に敗れた。今季10度目の完封負け。降格圏17位以下との勝ち点差は「6」のまま変わらず、差を広げることができなかった。

今季初の連勝を目指したが、出ばなをくじかれた。前半9分、クロスから失点。早々にリードを許した。反撃は同34分、3試合連続ゴール中のFWチアゴ・サンタナ(28)が、クロスを頭で合わせるもGKの好セーブに防がれた。

後半には、FWカルリーニョス・ジュニオ(27)、FWディサロ燦シルヴァーノ(25)ら前線の選手を投入。攻勢を強めた。だが、得点を奪えずにいると、終盤に追加点を許して力尽きた。

次節は来月2日、アウェーで福岡と対戦(ベススタ、午後1時半)する。リーグは残り8試合。全て清水よりも現時点で上位のチームと戦う。残留争いは、いばらの道となりそうだ。【古地真隆】