磐田は2-0で琉球を退け、2試合ぶりの白星を飾った。

前半は一進一退の攻防。FWルキアン(30)を起点に攻撃するも、相手の体を張った守備にはね返された。シュートはブロックされ、セットプレーでもこじ開けられなかった。攻めてもゴールが奪えないのは、前節岡山戦と同様の展開。重苦しい雰囲気のまま前半を折り返した。

前半を終え、鈴木政一監督(66)は「フィニッシュの精度を意識すること」とゴールへの積極性を求めた。後半4分、右FKから中央に折り返すと、MF鈴木雄斗(27)が体勢を崩しながら押し込み、先制点。泥くさく奪った14試合ぶりのゴールでリードした。さらに、同32分にはFWルキアンが追加点。エースの4試合連続ゴールで勝負を決定付けた。先制した試合は今季18戦負けなし(16勝2分け)。必勝パターンで2位を守った。【神谷亮磨】