子どもたちのあこがれの職業の1つでもあるプロサッカー選手。試合ではピッチで迫力あるプレー見せ、サポーターの心をつかむ。そんな一流選手たちは、どんな1日を過ごしているの? 練習以外の時間はなにをしているの? そんな素朴な疑問を、J1のFC東京の選手たちへぶつけた。「Jリーガーの1日」と題して、選手たちの日常を追った。第8回はFWレアンドロ(28)。

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FWレアンドロは、練習後のリラックス時間を大切にしている。コロナ禍で、気軽な外出もできない状況が続いた。「これといった予定はなくなったけど、映画や読書をして過ごす時間が多い」という。

来日して5シーズン目になる。日本のさまざまなことに興味がある。中でもアニメは「大好き」と話す。最近見たタイトルを聞くと「七つの大罪、進撃の巨人2、ボルト、東京リベンジャーズ、東京喰種(グール)、呪術廻戦…」と、数多くのアニメが出てきた。まだ見ていないタイトルの中では「僕のヒーローアカデミアを見てみたい」と笑顔を見せた。

日本についてブラジルとの環境の違いを最も感じるのは「非常に安全なところ」だという。平和で穏やかな印象が強いからこそ、広島の原爆ドームに行ってみたいという希望がある。「戦争の歴史などについても知りたいと思っている」と、自由に観光などができる日々が戻ることを願った。【岡崎悠利】

◆レアンドロ 1993年5月12日、ブラジル・ブラジリア出身。13年にブラジル代表を経験。17年にブラジルのクリチバから鹿島に期限付き移籍して来日。さらに20年に東京に期限付きで加入し、チーム最多の9得点。シーズン終了後に完全移籍に切り替えた。好きな日本食は納豆。177センチ、78キロ。