ジュビロ磐田は0-2で大分トリニータに敗れ、04年度以来17年ぶりの4強入りを逃した。体調不良の鈴木監督に代わって、急きょ服部ヘッドコーチが指揮を執った一戦は、後半に試合が動いた。同20分にCKから失点すると、ロスタイムに追加点を許した。J2得点ランクトップの20得点を挙げているFWルキアンも封じられ、無得点。J1相手に善戦するも、準決勝進出とはならなかった。

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服部ヘッドコーチ やろうとした守備はできたけれど、セットプレーとカウンターからやられた部分はまだまだ足りないところ。チームとして、個人としてできたところとできないところを見つめ直して、やっていきたい。

MF今野 コンパクトな守備は狙い通りだった。ただ、ボールを奪ってからの精度が低かったと思う。若い選手も多く、急造チームみたいで難しさはあった。負けた悔しさをリーグ戦につなげられるようにやっていきたい。正直、J1との差はそこまで感じなかったけれど、負けは負け。決めるか、止めるか。ちょっとした差が響いた。

FW三木 勝って、準決勝を目指していたので悔しい。個人としてもゴールにつながるようなチャンスをつくれなかった。ボールをキープしたり、相手を見てプレーするところはできたと思う。リーグ戦で試合に出たら、チームに貢献できるようなプレーをしたい。