川崎フロンターレは、FWレアンドロ・ダミアンの2得点などでガンバ大阪を下した。

前半7分、得点王を狙うダミアンにゴールが生まれた。日本代表DF山根から右クロスを受けると、バックヒールで合わせて先制点を決めた。

続く9分には、MF家長のフィードをFWマルシーニョが折り返し、最後はゴール前のFW旗手がヘディングで決めて、川崎Fが追加点を奪った。

時間の経過とともに、G大阪も流れをつかんだ。前半17分、中盤で相手のミスからマイボールにすると、FWパトリックとの連係で抜け出したFW宇佐美が1人で運び、DFをかわして鮮やかに1点を返した。

後半11分にも、G大阪がビッグチャンスを迎えた。MF福田のシュート性のクロスをゴール前の宇佐美が頭であわせたが、惜しくもバーに阻まれた。

その後は両者得点を奪えず迎えた後半40分、川崎Fが追加点を決めた。右サイドでボールを受けたFW小林の大外を、日本代表DF山根が全速力でオーバーラップ。小林からパスを受けた山根が中央にクロスを送ると、FWレアンドロ・ダミアンがこの日2点目を決めた。

後半ロスタイムには右CKからDF車屋がヘディングでダメ押し弾を決めて、川崎Fが4-1で勝利した。2得点したレアンドロ・ダミアンは今季22ゴールで、この日1点を決めた横浜FW前田と得点ランク首位で並んだ。最終節の川崎F-横浜の直接対決で得点王が決まる。