徳島ヴォルティスが残留争いをしている湘南ベルマーレに敵地で勝ち、最終節まで希望をつないだ。後半21分にDF岸本武流が決勝点。左CKにFW宮代が合わせたシュートはGKに止められたものの、こぼれ球を押し込んだ。

得失点差で降格圏の17位は変わらず、次戦も勝利の上で湘南、清水の結果次第。岸本は「残留できるよう全力でプレーしたい」と言葉に力を込めた。

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◆J1残留争いの行方 J2に降格する残り1チームは12月4日の最終節に決まる。勝ち点39で15位の清水エスパルスはホームのセレッソ大阪戦に引き分け以上なら自力で残留決定。16位湘南ベルマーレと17位徳島ヴォルティスは勝ち点36で並ぶが、得失点差が湘南マイナス5、徳島マイナス19と大差で、徳島が逆転で残留を果たすには湘南より多くの勝ち点を積む必要がある。最終節は湘南がアウェーでガンバ大阪、徳島ヴォルティスがホームでサンフレッチェ広島と対戦。ともに勝って清水が敗れた場合は得失点差で清水が降格、湘南と徳島が残留となる。