ヴィッセル神戸は26日、J1リーグ戦でアビスパ福岡を本拠地ノエスタに迎え入れる。

開幕から3試合目で今季ホーム初戦。1分け1敗で今季初勝利を狙う三浦淳寛監督(47)は25日、オンライン取材に応じ、主将MFアンドレス・イニエスタ(37)を今季初先発させる意向を示した。

この日午前の練習を見守った三浦監督は、主将の動きに関して「(体調は)大丈夫ですね、今日、見ていると軽快な動きをしていた」と安心した様子。

イニエスタはコンディションが整わなかったもようで、19日の開幕名古屋グランパス戦はベンチ外。23日浦和レッズ戦は後半途中に出場し、終了間際にDF槙野の起死回生の同点ゴールを正確無比なパスでアシストしていた。

「ラストパスは絶妙のタイミングで入れて、さすがだった。頭も体もすごくいい状態。いつも先発で使いたい」と、指揮官は改めてその存在感に感服した。

不動のセンターバックで開幕から欠場が続くDF菊池流帆(25)に関しては「実は今日も彼と話をして、コンディションを上げていく作業の段階です」と、引き続いての欠場を示唆した。

昨季3位の神戸は「一番やってはいけないのはバタつくこと。我々はあくまでも最終的に上にいけるように、確実に1つ1つ積み上げていく」と三浦監督。3月にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も控えており、強行8連戦も平常心で臨む。