清水が0-2で横浜に完封負けし、今季公式戦5試合目で初黒星を喫した。

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前半から相手のハイプレスに苦戦。同32分に先制点を献上すると、43分にも追加点を許した。前半は終始押し込まれる展開で、シュートは0本。平岡宏章監督(52)は「前半は受け身になってしまった」と悔やんだ。

最後までリズムをつかみきれなかった。2点を追う後半は、開始から岸本武流(たける、24)が「FW」で出場。サイドバックを主戦場としている新戦力が最前線に入った。狙いは、相手の背後を突いて敵陣に攻め入ること。岸本も「裏に抜けてボールを収めることを意識して入った」。積極的な飛び出しからシュートチャンスをつくるも、最後までゴールは奪えず。指揮官の意表を突く采配も結果に結びつかなかった。

それでも、平岡監督は「選手が勇気を持ってプレーしたことはよかった」と、後半の戦いぶりを評価した。堅実な守備からカウンターを仕掛ける今季の戦い方は、確立されつつある。ルヴァン杯2試合を含めた今季公式戦は、1勝3分け1敗。基礎的なチーム力に上積みをしながら、成熟度を高めていく。

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