J1清水エスパルスMFベンジャミン・コロリ(29)が「名誉挽回」の1発を狙う。19日のホーム神戸戦に備え、15日は静岡市内で調整した。

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前節C大阪戦では1点を追う後半20分から出場。同29分にはクロスから決定機を迎えたが、左足で放ったシュートは相手GKに阻止された。その後、チームは痛恨の3失点目を喫し、1-3で敗戦。試合後、悔し涙を流した助っ人は「あのような過ちを次にいかさなければいけない」と言い聞かせるように話した。

昨年7月に清水に加入。新たな得点源として期待されながらも、思うような結果が残せていない。「自分のキャリアでも1番難しい時期を送っている」。昨季は公式戦9試合に出場し、無得点。今季も5試合ノーゴールと、生みの苦しみを味わっている。

それでも、コロリは「今は前を向いてポジティブにやっていくしかない」と顔を上げた。本来はサイドを主戦場としているが、けが人などのチーム事情で2トップに入る試合が続いている。チームもリーグ戦は2連敗中。ベンチ入りが確実となっている神戸戦は真価が問われる一戦だ。コロリは「難しい試合になるが、一丸で戦いたい。チームに貢献するプレーをするだけ」と力を込めた。次戦こそはネットを揺らし、チームを勝利に導く。【神谷亮磨】

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