セレッソ大阪のパリ五輪世代、DF西尾隆矢(20)がG大阪のブラジル人FWパトリック(34)封じを誓った。

23日はルヴァン杯1次リーグA組第5節でガンバ大阪と本拠ヨドコウで戦う。3勝1敗で勝ち点9の首位C大阪は、引き分け以上でプレーオフステージ(PO)進出が決まる。

22日にオンラインで取材対応した西尾は「結果的に(無失点で)抑えると自信になる。(コンビを組むDF)マテイヨニッチとはコミュニケーションをとれており、おのずと結果はついてくる」。実際にJ1リーグ最近2試合は、2人で連続無失点中だ。

センターバックの西尾は今季、J1開幕9試合フル出場中。ターンオーバーが多いルヴァン杯では1試合しか出場していないが、今回は大一番のために満を持してピッチに立つ。

「早く突破を決めたい。大阪ダービーは、勝ちにこだわる試合」という西尾は「パトリックはすごく意識していて、対人、1対1で負けたくない。ヘディングでも得点しているので、そこでやらせたくはない。(封じれば)僕自身も自信がつく」と意気込む。

今年1月の日本代表候補合宿に初選出された西尾は、下部組織出身のプロ3年目で急成長中。昨年準優勝に終わったルヴァン杯で勢いを加速させたい。