名古屋グランパスは逆転負けで3試合ぶりの黒星を喫した。

前半は終始ボールを保持しながら試合を優位に進めた。同43分、流れるようなパスワークから右サイドを崩し、FWマテウス(27)が左足で先制点。前半は内容でも圧倒した。

だが、後半は押し込まれる展開で耐えきれなかった。

長谷川健太監督(56)は「警戒していたセットプレーでやられたことが痛かった」。同39分にCKから失点すると、1分後に決勝点を献上。立て続けの失点で勝ち点を逃した。

指揮官は「前半は言うことないぐらいの展開でゴールも取れたけれど、後半は若干押されたことは否めない。悔しい試合。こういうゲームを勝ちきれるようにやっていきたい」と顔を上げた。