北海道コンサドーレ札幌は3日、札幌・宮の沢で4日敵地で行われるガンバ大阪戦に向け練習を行った。

4月10日名古屋戦で左膝の膝窩筋(しつかきん)を負傷していたMF金子拓郎(24)の試合復帰が見込まれる。前日練習では軽快に体を動かした。「(痛みや不安は)ない。自分は行くつもりです。全力でコンディションを上げていくだけ、常に準備はしています」と出場へ意欲を示した。

金子は2月23日のルヴァン杯鳥栖戦で今季公式戦初ゴール。リーグ戦では4月2日のホーム浦和戦(札幌ドーム)で得点を挙げている。リーグ戦は最近2試合を欠場したが「自分的にはケガをする前くらい、コンディションが上がってきているなと感じている。1回ケガをしちゃったけど、ここからコンディションを戻して、チームに貢献できればいいかなと思います」と前を向いている。

チームはここまでリーグ戦10節を終え、2勝7分け1敗で10位。ペトロビッチ監督(64)は「いろんな難しい状況があった中で選手たちはいい戦いと、いい粘り強さを見せていると思う。ここまでよく戦ってくれているというふうに私は評価していますし、選手の状態が上がってくれば、さらに自分たちが上を目指す戦いというのができていくのではないかと期待している」と話した。