名古屋グランパスのブラジル人FWマテウスが、意表を突くFK弾を決めた。

前半36分、ゴール右奥の角度のない位置で得たFKを、左足で直接狙った。

ライナー性の強い弾道は、ニアサイドへ。京都GK上福元にキャッチされはしたが、勢いのままゴールラインを超えた。

「壁が2枚立っていましたが、相馬が隣に立ってくれたことによって、壁の横を通る速いボールを自分の予想した通りに蹴ることができました」

この日は3万7000人超の大観衆で埋まり、マテウスは「スタンドを見てもすごくキレイでしたし、サポーターの多い試合は熱さも変わります。大勢いてくれたおかげで熱い試合ができ、最後の1秒まで応援してくれて感謝しています」と語った。

ホームで先制しながらも、4分後に同点に追いつかれて1-1の引き分け。チームは4月6日湘南戦の勝利を最後に、リーグ戦は5戦未勝利(3分け2敗)と白星から遠ざかる。

長谷川監督は「今後は金崎とか酒井とか、本職のストライカーが結果を残すという形になってくると、チームとして乗ってくると思う。彼らの奮起を待ちたい」と話した。

【詳細スコア】名古屋-京都はコチラー>