名古屋グランパス長谷川健太監督(56)が13日、オンラインでの試合前日会見に応じ、得点力不足の攻撃陣へ奮起を求めた。

「お前らしかいない。お前らがやるしかないと伝えた」。現在6戦連続で勝ち星から遠ざかっており、その6試合でのゴールはわずかに3つ。FWについて問われると「チームのための仕事はしてくれているが、前線は点取ってなんぼ。彼らが点を取らないと浮上はない。頑張ってほしい」と思いを口にした。

14日セレッソ大阪戦(豊田ス)を翌日に控え、同試合は今季7戦目となるホームゲーム。指揮官は「(相手は)チーム全体の能力が高い。小菊監督になり、キチッとチームとしての事が決まっている」と分析。「(ボールを)奪った後、すぐ攻撃に移れるよう意識を高めたい」と話した。

課題を乗り越え、浮上のきっかけをつかみたい。【波部俊之介】