名古屋グランパスが、ルヴァン杯2連覇へ前進する。

18日の1次リーグ最終節・徳島ヴォルティス戦(アウェー)に向け、17日の最終調整後に長谷川健太監督が取材対応(リモート)した。2勝1分け2敗で2位の名古屋は、4位徳島に引き分け以上で自力突破、敗れても条件次第では突破の可能性を残す。

優位な状況で臨むが、長谷川監督は「引き分けでOKは最後の最後。勝負は勝ちにこだわりたい。選手にも話しているが、チームとしての考え方は統一して戦う」と話した。

リーグ戦では14日のセレッソ大阪戦で7戦ぶり勝利(1○0)。流れに乗るためには、攻撃力にさらに磨きをかける必要がある。

「自分たちから仕掛けるサッカーをする。前半から主導権を握るサッカーが理想。まだまだ得点の部分で…。複数得点ができるようなチームにしたい」

選手として清水時代に前身のナビスコ杯を制覇。監督としてもG大阪、東京で優勝を経験している。

名古屋を12年鹿島以来となる2連覇へと導く。