鹿島アントラーズは、先制しながらもその後の好機を決めきれず、浦和レッズに引き分けた。
前半6分にMFアルトゥール・カイキがFW上田綺世のシュートのこぼれ球を押し込み先制した。試合後、アルトゥール・カイキは「練習から常に、彼(上田)がシュートを打てば何かが起こると冗談交じりに言っていた。信じて走り込んだ結果、自分の所にボールがこぼれてきた」と振り返った。
4月29日のセレッソ大阪戦で今季初得点を決めてから、4試合3得点と量産。5月3日のジュビロ磐田戦から先発で出場している。好調の理由に「試合に継続して出ていることで試合勘がつかめていることが一番。コンディションもプラスに働いている。実際、このまま点を決めて勝ち続けられれば」と話した。