ベルギー1部リーグのシントトロイデンから移籍したJ1磐田DF松原后(こう、25=浜松市出身、浜松開誠館高出)が24日、全体練習後に報道陣の取材に応じた。

 

-チームは現在、リーグ最下位。厳しい戦いを強いられているが

松原 明確な目標はJ1残留。勝ち点は離されていない。まだ中位から上位に入っていける。それは自分たち次第。絶対に残留するという思いをもってやれるかが、すごく大きい。チームが一丸とならなければいけない。

-現在の磐田のイメージは? どんなプレーをしたいか

松原 しっかりつなごうとし、前に出る動きを練習している。自分も早く順応し、伊藤監督の手助けをしたい。攻撃のチャンスメーク、クロス、ゴールの起点になって、ペナルティーエリアに入っていくプレーをしたい。チームを勝たせるプレーに自信がある。

-自身のコンディションはどうか。試合にはいつから出られるか

松原 ベルギーのシーズンが4月に終わり、チームに入っての練習は3カ月ぶり。意外に動けている。早く100%の状態に上げていく。試合には、伊藤監督が使ってくれるなら(いつでも出たい)。

 

松原は前日23日にチーム練習に初合流し、この日が2日目。伊藤彰監督(49)は「左サイドのクロスやシュート、海外で培ったものを出してくれれば。彼は重要な『ピース』になると思う」と期待した。17位以下の来季J2降格圏から脱出するためには、松原の活躍が必要不可欠だ。【倉橋徹也】