セレッソ大阪のプロ1年目MF岡沢昂星(こうせい、18)が、かつてセルジオ越後も在籍したブラジル1部の古豪レッドブル・ブラガンチーノへ移籍することが5日、分かった。

期限付き移籍の方向で、既に本人は現地入りしており、身体検査を経て正式契約を結ぶ。

今季ユース(U-18)から昇格した岡沢は、J1リーグこそここまで出番はないが、天皇杯や3試合1得点のルヴァン杯で台頭。165センチ、60キロの運動量豊富なボランチで、ブラガンチーノの関係者によると、将来性を高く評価してのオファーだという。

サンパウロ州にある1928年創立の古豪ブラガンチーノは、19年に飲料メーカー「レッドブル」が経営していたクラブと合併し、20年から1部に昇格。今年7月からはC大阪のメインスポンサー・ヤンマーも出資している。C大阪のレジェンド森島寛晃(現社長)もかつて、ブラジル留学で急成長した経緯があり、同じ道を歩む岡沢にも期待がかかる。

 

◆岡沢昂星(おかざわ・こうせい)2003年(平15)10月22日、大阪府生まれ。C大阪ジュニアユースからユースに昇格し、20年の高2時はJ3に30試合出場。22年にプロ契約し、トップチームでの公式戦デビューとなった3月26日ルヴァン杯1次リーグ大分戦で先発して初ゴールを記録。165センチ、60キロ。