北海道コンサドーレ札幌のMF宮沢裕樹(33)がJ1通算200試合出場へ気合を入れた。19日、チームメートらとともに札幌・宮の沢で20日サガン鳥栖戦(札幌ドーム)に向け練習を行った。節目の試合を目の前に「やっぱり勝っていいゲームにしたいですし、そのためにしっかりチームに貢献できるように」と落ち着いた表情で思いを口にした。

J1で初出場したのは08年5月3日の京都戦(西京極)だった。デビューしたころは「想像はしていなかった」という大台の数字。1つずつ試合数を重ねてきたが「これからも1試合1試合積み上げていく中で、チームに貢献できれば」と、気持ちは今も昔も変わっていない。

20日の試合では、一部エリアで声出し応援が復活する。「そういう状況を心待ちにしていた。チームの状況を考えると、みなさんの声援が力になる。しっかりその声援に応えられるように自分たちはピッチで応えたい」。11位からの巻き返しへ力をもらう。

チームは前節13日の神戸戦から4試合連続でホームゲームを戦う。「勝ち点3を積み上げていくことが大事。簡単ではないと思いますけど、チーム一丸になってしっかり結果を求めてやりたい」。地の利を生かし、白星を積み上げる。【山崎純一】