“因縁”の一戦は、引き分けに終わった。川崎フロンターレは後半16分にMF橘田の得点で先制しながらも、同29分に追いつかれ、無念の勝ち点1で試合を終えた。
試合後、鬼木監督は「終盤戦。勝たないといけないゲームだった。先制していただけに、悔しい勝ち点1」と振り返った。次は中2日でアウェー、柏レイソル戦。逆転優勝へ向けて、1つも落とせない試合が続く。「諦めないことが重要。勝ち点1をプラスに考えてやっていかないといけない。勝つしかない。コンディションのところも含めて全員で整えていきたい」と話した。
本来なら7月16日に予定されていた試合だった。ただ、当時、名古屋では新型コロナウイルス感染が拡大。名古屋は、管轄の保管所から活動停止の指導を受けたと、Jリーグ側に報告。エントリー資格を有する選手がいないものと誤信させ、試合の中止が決定されていた。
実際は、保健所から指導を受けたものではなかった。結果的に名古屋にはけん責、200万円の罰金が科せられた。
“騒動”から約2カ月を経て実現した試合。試合前には鬼木監督は「名古屋の選手、スタッフ、サポーターが悪いわけではない。クラブの中で起きていること。相手の姿勢は置いておいて、自分たちは正しいと思うことでやろうとしている。受け入れがたいものではあるけど、それでも、やると決まった以上、戦うことが示すべきもの。僕らは受け入れて、戦うのみ。そこは変わらない。戦うための頭の整理は付いている」と話していたが、欲しかった勝ち点3は手にできなかった。



