セレッソ大阪がアウェー・ジュビロ磐田戦を2-2で引き分けて、今季3度目の3連勝はならなかった。元韓国代表GKキム・ジンヒョン(35)がコンディションの問題でベンチから外れ、J1連続試合先発記録は歴代5位の198試合でストップ。守護神を含めて前節から先発8人を大幅変更し、一時は2点リードしたものの痛恨ドロー。順位は4位で足踏みとなった。
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C大阪が2点リードを守れなかった。前半25分、敵陣でDF舩木のプレスで奪った球を、MF喜田、清武とつなぎ、最後はFWタガートが左足で豪快な先制点を決めた。
この日は前節浦和戦から中2日の強行軍で、先発8人を変更。うち4人がこの先制点に絡んだ。特に左腓骨(ひこつ)骨折から復帰し、今季初出場の22歳MF喜田は縦パスで先制点に導いた。
後半7分には、MF中原のCKからDF進藤のヘッドで追加点。この2人も先発抜てき組。GK清水、DF西尾以外の計6人の抜てき組がゴールに絡んだことになる。
一方でGKキム・ジンヒョンのベンチ外は驚きだった。17年から約5年半、J1連続試合先発は198試合を数え、歴代5位の数字だった。J1通算351試合出場は外国籍選手の歴代最多。欠場理由は不明ながら、圧倒的なセーブ能力を示してきた。
代役の33歳GK清水は大分時代以来、約9年ぶりのJ1での先発。この日は順調に時間が経過していたが、後半12分に1点を返され、同25分には進藤のオウンゴールで同点に追いつかれた。チームは守備で受け身に回り、3、4点目を取るチャンスもつぶしてしまった。
小菊監督は正守護神の欠場について、コンディションの問題だと説明した。
「彼の連続出場は、私もコーチとしてずっとその時間を共有してきた。彼の努力や連続出場に懸ける思いはよく理解しているつもり。今回、アクシデントの中で出られなかったことは残念だが、彼もまだまだ成長している段階。また連続してチームを守ってほしい。本人も残念だとは思うが、気持ちを切り替えてやってほしい」
C大阪は中3日で21日には浦和とのルヴァン杯準決勝第1戦、25日には第2戦が待つ。気持ちを切り替えて、昨年準優勝だった大会で5年ぶりの頂点を狙う。



