J2降格となったジュビロ磐田は6日、渋谷洋樹監督(55)が今季限りで退任すると発表した。8月に伊藤彰前監督(50)の退任を受け、ヘッドコーチから昇格。J1残留を託されたが、成績が振るわなかった。就任後の9試合は1勝5分け3敗。10月29日のG大阪戦で敗れ、チームの来季J2降格が決まった。後任については未定。

渋谷監督はクラブを通じて「シーズンを通してなかなか勝利を届けることが出来ない中でも、沢山の応援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦い抜いてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。伝統、歴史あるジュビロ磐田で監督をし、素晴らしい選手、最高のスタッフと仕事が出来たことは私の財産です」などとコメントした。また、山岸範之GKコーチ(50)とフアン・ヌニェスフィジカルコーチ(42)、濱邉健太通訳(33)の退任も発表された。