来季からJリーグに参入するFC大阪が28日、本拠地・東大阪市内で「Jリーグ入会決定(J3)報告会」を行った。キャプテンのDF坂本修佑(29)ら選手9人、F.C.大阪の近藤祐輔代表取締役社長(36)、塚原真也監督(37)が登壇。会場に集まった約300人から拍手を送られ、感謝と今後の意気込みを話した。

発表から約1週間がたった。坂本は「J3昇格の報告会ができたのも、日々皆さまのサポート、応援があってできたことだと思っている。本当にありがとうございます」と改めて感謝の気持ちを伝えた。

20年10月までJ3のアスルクラロ沼津に所属していた坂本。2年ぶりの復帰に「僕がいたときもJリーグは熱かった。来年が楽しみ」とし、対戦したい相手には古巣クラブを挙げ「帰ってきて、いいプレーを見せたい。対戦を楽しみにしています」とほほえんだ。

次の目標はJ3での優勝だ。「ここがゴールではなく、J2、J1へと昇格して、花園ラグビー場第一グラウンドを満員にできるような魅力あるチームを作っていく」と力を込めた。