J1浦和レッズが6日、さいたま市内で練習を公開し、コンサドーレ札幌への期限付き移籍から2年ぶりに復帰したFW興梠慎三(36)が“フレッシュ”な気持ちを明かした。

札幌移籍前の21年とメンバーも変わった。当時とくらべ、阿部勇樹氏や槙野智章氏らがチームを去り、若く新たな顔触れも増えた。9年プレーした浦和への復帰となるが「僕が新しく来た選手みたいな感じで、頑張っています」と照れくさそうに話した。

それでもトレーニング前のランニングでは先頭を走り、変わらぬ存在感を見せたチーム最年長。信頼は言葉よりも、背中で作るつもりだ。

「もっとくさびのボールを入れてほしいと思うところもあるが、そこも信頼感。自分の特徴を知ってもらうのが一番。ピッチで示していかないと。ピッチで見せて行ければと思う」

昨季はJ1通算得点ランキングで佐藤寿人を抜き2位となるなど、現在163得点(1位は大久保嘉人の191点)。昨季もリーグ5得点と心強いストライカーが、フレッシュな心意気と頼れる姿でチームを引っ張っていく。

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