J1サガン鳥栖は15日、佐賀・鳥栖市内で練習し、湘南ベルマーレとの18日ホーム開幕戦(駅スタ)へ備えた。フィジカル強化や、実戦形式練習などをこなして、主将のMF藤田直之(35)が取材対応。相手のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表FW町野修斗(23)を封じての勝利を誓った。

エース封じで、湘南から4戦ぶりのリーグ戦勝利を目指す。

21年は開幕戦で対戦して勝利したが、2戦目は町野に決められて1-1のドロー。昨季も第2節で対戦して、町野の得点で追いつかれて1-1で引き分けた。第33節は、町野の2得点などで0-3の完敗を喫した。特に、直近2シーズンは町野に4得点を許し、苦しめられた。

天敵と言える存在に対して、藤田主将は「チームのエースが点を入れると勢いづく。しっかり警戒したい」と、ボランチとして責務を果たす覚悟。対湘南には「ハードワークで上回って、勝ち点3を取りたい」と意気込んだ。

川井健太監督(41)も「町野選手は警戒する。点を入れられているんで、素晴らしいストライカー。一番気をつけたい」と話し、キーポイントに掲げる相手エースを波に乗らせないつもりだ。

沖縄キャンプでは、川崎フロンターレとの練習試合で4戦計11失点を喫した。だが、川崎F戦後、守備バランスにてこ入れを行った。手応え十分で「最終ラインは安定した」と川井監督。湘南戦へは、さらなる守備精度向上を図り、町野ら攻撃陣の高速カウンターの芽をつむ。【菊川光一】