鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が19日、FC東京戦(20日、カシマ)を前に取材に応じ、無失点での連勝の記録について「記録は気にしていない」と平常心を強調した。

現在、鹿島は5戦連続無失点勝利中。6試合連続での無失点勝利となると、J1では1位タイ。ただ、90年代は延長Vゴールの形式があったため、90分に限定すると、東京戦で無失点で勝利すれば新記録になる。

指揮官は、前節の名古屋グランパス戦でクラブ初の5戦連続無失点勝利にも「そういう記録を、ことさらに扱うと止まるというのが僕の経験にあるので。ここでもあまりコメントしたくない」と話すにとどめていた。

この日も「チーム内で一切、話はしていない」とさらり。現在はチーム競争の激化を歓迎していることを強調し「選手の競争が始まって成長期に入った。個人としてもチームとしても自信を付けていてすごいレベルの練習が行われている。どこまで伸びていくのか楽しみ。記録は気にしていないです」と「無失点連勝フラグ」には無関心だった。