北海道コンサドーレ札幌DF馬場晴也(21)が練習に合流した。8日、札幌・宮の沢での全体練習でフルメニューを消化した。5月19日の京都戦で左膝を痛めて離脱していたが、回復した。4対4では積極的なプレーを見せ、「大丈夫です。早く試合がしたい」と、復帰戦が待ち切れない様子だ。

京都戦では後半16分から途中出場するも相手との接触で負傷し、同40分に交代した。瞬時に重傷にならない体勢を取り、何とか長期離脱は避けられた。「危機察知能力が出た」と前向きだ。直後はテーピングを巻けばプレー可能と訴えるも、チームドクターの判断によりリハビリ生活を送ることになった。

前日7日の天皇杯J3相模原戦も「行けたはず」と欠場を悔しがるほど、早期復帰を熱望する。18日ルヴァン杯ジュビロ磐田戦が復帰戦になりそうだ。リーグ戦直近5試合で4勝1敗のチームの調子を「めちゃくちゃいい」と喜び、「試合に出たいって気持ちがただただわいてきた。攻撃はJトップクラス。あそこについていけるように早く頑張らなきゃ」。若きディフェンダーが再びピッチで躍動する日が近づく。【保坂果那】