J1アルビレックス新潟は18日、ルヴァンカップ1次リーグ最終節、アウェーで鹿島アントラーズと対戦する。17日は聖籠町で最終調整を行った。
今季公式戦4得点のFW谷口海斗(27)は時折、笑顔を見せながら汗を流した。1次リーグ突破に可能性を残す新潟は勝利が絶対条件となる。一瞬で相手を振り切るスピードと決定力を武器とする点取り屋が迫力を持ってゴールに迫り、プライムステージ進出に希望をつなぐ。
ストライカーが意地を見せる。1次リーグ突破に望みを残す新潟。勝利が絶対条件の鹿島戦に向けて谷口は「自分たちのやっているサッカーに加え、プレー強度を意識して準備してきた。やるだけ」。
谷口はリーグ戦の3日湘南戦(2-2)で2得点をマーク。負傷離脱がありながらも今季ここまでリーグ戦は13試合出場3得点。ルヴァン杯でも3試合出場で1得点を奪うが「まだまだ足りない。勝利につながるゴールを重ねたい」と満足していない。
キャリアをスタートさせた18年はJ3盛岡で15得点。続く19年は9得点。20年は当時J3の熊本で18得点で得点王を獲得。新潟に加入した21年は初のJ2で13得点、昨季は9得点と2年連続でチーム最多得点者となった。四日市中央工(三重)では3年間Bチームだったが、岐阜経大を経由し、ここまではい上がった。今季7得点でチーム最多得点のMF伊藤涼太郎(25)がベルギー1部シントトロイデンに完全移籍しただけに、谷口にかかる期待は大きい。「今まで通りやるだけ」とシンプルな言葉にも決意の強さがにじむ。
新潟は7日の天皇杯2回戦でJFLレイラック滋賀を1-0で破ったが、直近のリーグ戦では4戦勝ちなし(1分け3敗)と元気がない。ルヴァン杯最終節で強敵を破り、リーグ後半戦に向けて弾みをつけるためにも「結果にこだわる。ゴール前の仕事に徹したい」と目力を強めた。【小林忠】



