新照明となって初のナイター戦に臨んだアスルクラロ沼津が、5年ぶりの3連勝を決めた。下位の北九州に先制を許すも、同点から試合終了間際の逆転弾でファンを大喜びさせた。
前半の入りの悪さを前半のうちに修正した中山雅史監督(55)は「後半いい入りができた」。3連勝について、沼津市スペシャルマッチだった今節に絡め「市制100周年記念だったからかな」と記者団を笑わせ、勝利を喜んだ。
前半は主導権を奪いながら、決定機をつくり出せなかった。左右にボールを振って好機をうかがうも相手堅守を崩せず。同15分には右CKを決められた。1点ビハインドからチームに勢いを与えたのはFWブラウン・ノア賢信(22)。同43分、FW森夢真(21)が中央ゴール前に上げて相手に当たったこぼれ球に鋭く反応。左ボレーでネットを揺らし、連係を「昨季より今季の方ができている」と白い歯を見せた。
1-1で折り返すと、決定機の回数が増えた。攻守で粘った後半45分、右CKを獲得。中央に入った球をDF藤崎智貴(28)がヘディング。ポストでの跳ね返りをもう1度頭で押し込み決勝点。1800人近くの歓声でスタンドが揺れた。藤崎は「CKからのセットプレーは自分たちの武器」と勝利をかみしめた。
チームは暫定5位となり、J2自動昇格枠に手が届き始めた。次節(8日)では勝敗で互角の今治とアウェーで対する。藤崎は「どんどん勝ち続けたい」と先を見据えた。【倉橋徹也】



