藤枝MYFCはレノファ山口に0-0で引き分け、いずれもホームで勝ち点1の獲得にとどまった。

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藤枝はホームで痛恨のスコアレスドローに終わった。前半は相手の素早い出足に苦戦。自陣からスムーズにボールをつなげず、押し込まれる展開が続いた。須藤大輔監督(46)は「相手はハイプレス。そこをうまくかいくぐりたい」と話していたが、ミスからボールを失うシーンも少なくなかった。ロングボールでFW渡辺りょう(26)を狙った攻撃も機能せず、前半は見せ場なく無得点で折り返した。

後半も我慢強くしのぐと、個人技で攻撃のテンポを作った。同6分には右サイドでボールを受けたMF久保藤次郎(24)がドリブルで持ち込み、右足ミドル。11分に味方GKからの1本のパスに反応した渡辺が抜け出し、エリア内まで進入する決定機を作った。指揮官は16分に選手2人を同時交代。選手を入れ替えながら打開策を探った。

だが、相手ゴールを脅かすまでのチャンスを作れなかった。山口には3月の前回対戦で渡辺の2得点などで快勝。エースも「いいイメージは残っている」と意気込んで臨むも、最後までゴールが遠かった。勝てば、今季3度目の連勝だった一戦で勝ちきれず、上位陣追走へのチャンスを逃した。【神谷亮磨】

 

〇…藤枝は1日、来季のJ1クラブライセンス取得に向けた申請を行ったと発表した。今後はJリーグの審査などを経て、今年9月中に交付の可否が決定する。取得にはスタジアム観客席を1万5000人以上にすることや、天然芝の専用練習場確保などの条件を満たす必要がある。クラブの徳田航介社長は「J1昇格を成し遂げるため、チーム・フロント共に前向きに努力を重ねている日々でございます」などとコメント。申請を受け、藤枝市の北村正平市長も「蹴球都市である本市は、藤枝MYFCを最大限支援していきます」とサポートを約束した。