首位のヴィッセル神戸が台風の影響で延期になっていた川崎フロンターレ戦に臨んだ。
FW大迫勇也(33)の活躍で2点のビハインドを巻き返し、ドローに持ち込んだ。
前半は川崎Fがたびたびチャンスを演出。前半23分、ゴール前のこぼれ球に反応したMF脇坂が右足を振り抜き先制すると、同30分には脇坂からの左CKをMFシミッチがファーサイドで折り返し、最後はFW宮代が押し込んで追加点を奪った。
ホームの声援を前に、このままでは終われない神戸は後半開始早々、FW武藤に替えてMF汰木を投入。攻撃にリズムが生まれると、同14分、相手ハンドで得たPKを大迫が落ち着いて決め反撃ののろしを上げた。
さらに、大迫は同17分、汰木からの右CKに頭で合わせる同点弾。3分で試合を振り出しに戻した。
その後も3点目を目指して相手ゴールに襲いかかったが、このままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。
2得点をあげた大迫はこれで今季16得点。横浜のアンデルソンロペスを抜いて単独得点王に躍り出たが「全く考えていないですし、チームのために点を取ることが、神戸での仕事」。勝ち点1をもぎ取ったことについては「90分を考えたら2-2は妥当とは感じますけど、3点目を取れるチャンスはあった。前半は良くなかったし修正しないと」と気を引き締めた。
吉田孝行監督は「前半はどこか構えてるというか、いつものらしさがなかった。後半は『攻守にアグレッシブに』というところで選手がよくやってくれた。勝ち点3を取られて(差を)縮められるより、相手に3を取らせなかったのは大きい。あきらめずにやってくれた選手に感謝したい」とビハインドを巻き返した選手を評価した。



